2019.05.10
おからと動物と
毎日、豆腐屋で出るおからは、長谷で動物を飼っている友人のところに持っていく。
夕方、軽トラで行くと、動物たちの賑やかな声が聞こえてくる。
「ごはんだ、ごはんだー!」と騒いているようだ。
むしゃむしゃ。
か、かわいずぎる・・・
最初は、持っていくの面倒だなぁと思っていたけれど、
これだけ美味しそうに食べるなら喜んで持っていきますよ!って思う。一日の終わりに、本当に癒されます。
今日は、飼い主さんの他に、動物を見にこられた方もいらっしゃった。その方が、こうおっしゃった。
「うちの実家でも、昔は近所に豆腐屋さんがあって、おからを、牛を飼ってるところに持っていってましたよ。でも、そのうち、牛を飼うのをやめられて、豆腐屋さんもやめられて、今はなんにもないです。」
豆腐屋のおからって、今では、産業廃棄物と同然です。お金を払って処分してもらっている豆腐屋さんがほとんどです。
地域で循環していた当たり前の仕組みが、いつの間にかなくなっているんですね。
豆腐屋をすることで、動物を飼うことで、
また地域で豊かな営みが生まれるといいです。
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