2019.05.05
鶏をいただく
我が家のニワトリ事情。去年産まれたヒナは、オスだということが判明。よってオスが3羽もいて大変な騒ぎ。収集がつかないので、オス2羽は、さばいて、いただくことにしました。これで2回目。
ニワトリたちを一番可愛がっていたのは、実はこの私。でも、さばこうと決意したのも、この私。誰よりも心が痛みましたが、ここは意を決してのぞみます。
毎朝の餌やり当番の、次男(小3)は、泣きました。
三男(4才)も、泣きました。
長男(中2)も、泣きはしませんでしたが、血を見て気持ち悪い・・と出てこず。
皆、それぞれに嫌がってしまい、もしかしてトラウマになってしまったか、と正直心配になってしまいました。
途中でさばき方が分からなくなり、急遽、近所のチエさんが飛んできてくれました。上手な手さばき。「まぁ、経験だよ。」と朗らかにおっしゃいました。「父は、犬まで食べたよ。」とも。それほど、食べ物に飢えていたのでしょう。
食べ物に全く困らない今の時代です。わざわざ自分で飼ってるニワトリを食べなくていいのに、と思うのは当然なのかもしれません。子供にそれを強いるのは、果たしていいことなのか?自問自答しました。
それでも、さばいた後は、いつもの料理人長男の腕がなり、唐揚げにすべく、下味をつけてくれました。
次男は、ガラをスープにすべく、火を起こしてくれました。
出来上がった、唐揚げ。
長女が、「美味しすぎる」と何度もつまみ食いしてきました。
長男が、「料亭の唐揚げより美味しい」とうなっていました。
あんなに泣いていた三男は、いつまでも、肉をしゃぶっていました。
「それ、あのピヨだからね」と言うと、
「わかってるよ!!」と。
おまけに、「そこ、ピヨの首の部分だよ」と長男。
きっと、これでよかったんです。
きっと、トラウマにはならないでしょう。
きっと、何かを学びとってくれる、、かな?
分かりませんが、親として最良だと思うことをする。それしかありません。
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