2018.12.25
つぎあて
末っ子のズボン。
両足に大きな穴が開いていた。
それでも、気にせず自分ではいて保育園に行こうとする。
さすがに、このズボラな母でも、
「ちょっと待って!」と止めた。
そして、大慌てで縫ってあげた。
穴がネコに変わった途端、
うれしくてうれしくて、跳びはねて喜んだ。
きっと、どんな新品のズボンより嬉しい。
切れっ端の布にあったかわいいネコを、
お母ちゃんが、
ボクのズボンにくっ付けてくれた。
お母ちゃんは、魔法使いのようだ。
そんな風に言ってる、末っ子の笑顔。
みんなで「かわいいね!」って言ったらご機嫌だったけど、
一番かわいいのは、キミだよ、サンシロー。
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