2013.05.29
チャボ
我が家にチャボがやってきました。オス2羽、メス3羽、ヒナ2羽です。お世話になっている鉄工屋さんが、なんと小屋ごとくださいました。(お店ではなく自宅のほうです)
ピヨピヨ言うヒナがかわいくて、つかまえようと企む子供らに、命がけの雄叫びを上げて威嚇する親鶏たち。子を守る親は、一番恐ろしいのだ。我が家に来て早々そんなことをしているもんだから、私達になつくわけもない。警戒して近寄ろうともしない。
しかし、ひもじいまめや一家に来てしまったチャボたち、少々お腹がすいているようで・・ここ数日はえさを求めて、だんだんと近づいてくるようになった。背に腹は代えられないらしい。
鶏は、えさをやると、すぐにメスと子供がやってきて食べる。オスは、その後で待っている。謙虚なオスだ。ん?誰かが、まめや家族みたい、と言う声が聞こえたような。ライオンは、狩りをするのはメスだけど、オスから先に食べ始めるという。みなさん、どちらの家族でしょう・・。
ところで、チャボの中で、一番警戒心がなく、えさを求めて近づいてくるメスがいる。私のようにただの食いしん坊だと思っていたら、そのメス、どうも卵を産んでいるようだ。今日、初めて卵を発見した。なるほど、だから一番食べなきゃいけないわけね。
子共たちは、卵を手にして、飛び上がって喜んだ。普段、七草農場さんからの美味しい卵を食べているわけだけれど、実際の卵と鶏が目の前で一致したときの喜びは、実感をともなうもので、子供には大切な経験だ。鶏小屋の中にある卵は、こぬかや糞にまみれて、けっして”きれい”とは言えず、最初子供たちは、食べるのをためらったくらいだった。けれど、自然の生き物の卵というものは、本来そういうものなのだ。子供たちは、ためらいながらもその卵を口にし、「美味しい!!」と叫び声を上げた、その感動は、きっと深く心に刻まれるのだろうと思う。
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最近全然更新ないな・・・
と思ったら、
新しいblogになったのを見落としていたのだった!
元気で何より!!
今ごろ!!(笑)