2018.03.16
ニワトリを食す
庭で飼っていたニワトリ3羽を、絞めて食べました。
家族全員で、命が絶つところを見ました。辛かったなぁ。胸がギュッと潰れそうでした。
長男は失神しそうでした。次女は怖くて逃げ出しました。でも、いつの間にか帰ってきて、羽をむしってくれました。世界中で、羽をむしるのは、子供の仕事だそうです。
考えてみれば、世界中で、家畜を人間が殺して食べる日常が、”ない”国のほうが、少ないのかもしれない。私が旅したラオスの田舎では、庭にいたニワトリをお母さんがさばいてスープにしてくれた。たくさんの子供たちが、ニコニコ笑って見ていた。それが”日常”なんだ。
我が家のニワトリが肉になり、食べる時、子供らが、「あの(殺された時の)顔を思い出しちゃうんだよなぁ。。」と辛そうに言った。確かに、子供にとっては、酷なことかもしれない。でも、私は逆に、あの顔が思い出せてよかったと思う。
スーパーに売られてる肉は、その顔すら想像することができない。きっと、もっと殺伐としていて、、モノのように扱われて、、想像しようとすると恐ろしい。我が家のニワトリが、大事に飼われて、見守られながら殺され、顔を思い出されながらお肉を食べられるなんて、もしかしたら、ものすごく幸せなニワトリなのかもしれない。
私たちは命をいただいて生きている。その命を感じながら、子供たちには生きてほしい。
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この写真は、懐かしいラオスの市場での写真。正面左、豚の顔!机の上は、一頭丸ごとの豚の肉!まさに、命がむき出しのアジアの市場。
これは魚!
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