昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2017.07.22

“つながるお産” 盛尚貴 著 幻冬社

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近所の友人が出版した本。素晴らしいです。
 
4回の自然分娩の経験から学んだ、安産のための知恵がぎっしり詰まっています。私も5回経験していますが、頷けることばかりです。世の中にお産の本や雑誌は星の数ほどありますが、これほどまでに、真摯にお産と向き合い、母親、家族、周りの全ての人が幸せになることを願って書かれた本は他にないと思います。
 
この本は、安産のための実践テクニック本ですが、それだけに留まらず、母親とお腹の赤ちゃんの、神秘的なつながりが書いてあります。科学では解明できない、この神がかった母子のつながりが、産まれた後のその子の人格形成に、最も影響を与え、最も深い根っことなるのです。
 
私も、4番目と5番目の子を見ていて、思うところがあります。2人とも同じように、大らかに伸びやかに育てている。誰からも溢れんばかりの愛情を受けている。それなのに、2人の性格は意外なほど違う。天真爛漫で素直な4番目に対して、どこか不安定で、あまのじゃく的で、「やだやだ」が多い5番目。お母さんよりもお姉ちゃんが好きと言う時がある。(ついでに、1番目も似た傾向がある。)
 
これはどうしてなんだろう?と心にずっとモヤモヤと抱いていた。それが、この友人の本を読んで確信した。やっぱり、私の妊娠中の精神状態が影響してるんだ。
 
3年前、まめやを挫折し、休業、島根への移住、新しい仕事、、そんな私の人生の中で最も不安定な時期に、お腹にいた5番目だった。シュタイナー論を教える友達いわく、”33歳の長いトンネルの中にいる時期”。いつの間にか、長いトンネルから抜け出て、愛息子の可愛さが大きすぎて忘れていたけれど、そういえば、妊娠中、「こんな泣いてばかりいる妊婦から、どんな子が産まれて来るんだろう」とよく思ったんだった。
 
この卑屈さは、あの時の私の卑屈さなんだ。屈託無く笑う5番目の笑顔の奥に時々見せるその影に、私は自分の妊娠期を見る。でも、今の私にできること、それは、産まれてきてくれた5番目と今を幸せに笑顔で生きること。
 
だから、本当に、妊娠中は大事。この本を読んで、妊娠中を大事に過ごせる妊婦が増えるといい。また、家族や周りの人も、この本を読んで、妊婦の幸せを支えられますように。そして、お産を通じて、皆が幸せになれますように。

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