昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2015.02.19

トンネル

島根の冬は、もう終わりに近づいている。長野で2月というと、一年のうちで一番寒かったが、ここは気温が高く、もう春の兆しがある。赤茶色けた畑の野菜たちが顔を出している。
 
来る春、私たちの暮らしはどうなるのか。実のところ、闇の中である。安定した職を求めて島根に来たが、やはり今の仕事も安定はしていなかった。安定させることができなかった、自分たちの能力のなさを痛感する。歯がゆい。悔しい。
 
シュタイナー教育を教える友人は、「人生のうちで、33、34歳頃が最もつらい時期」だという。長く暗いトンネルの中にいるようだという。
 
去年の今頃も、人生の岐路に立っていた。豆腐屋をストップさせるかどうか、どれだけ悩んだことか。結局、出口の見えそうなトンネルを選んで島根にやってきた。でも、まだ出口は見えない。なのに、また新たな転機を迎えることになってしまった。トンネルを突き進むか、引き返すか、・・しか方法はないのだけれど、どちらもできない。どこかに抜け穴がないかどうか、探ってみようか・・。最近うちの台所をうろついているネズミのように。(昨日ネズミホイホイで捕獲した)
 
幸いなことに、この暗くて長いトンネルの中は、5人の子供達の笑い声でこだましている。それが救いだ。

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