昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2014.12.23

サンタのプレゼント

今年も近づいてきた、サンタの日が。年末物入りで家計が苦しいときにくるもんだ。師走で超忙しいときにくるもんだ。サンタの日が。でも、親としてあれこれ工面してサンタのプレゼントを用意するなんて、今だけ。幸せなことなんだ。
 
これまでのサンタは、いつもリュックや文房具や服など実用品しかくれなかった。(去年は、長男、ノコギリだったなぁ)子供達も幸いおもちゃらしいものを欲しがらずにきた。でも、今年は、バリバリのおもちゃ(たまごっちやスマホみたいなやつ)が欲しいとねだってる長女と次女。「友達はみんな、欲しいものをくれるよ!」って。
 
うーん。困ったなぁ。おもちゃなんて必要ないんだよなぁ。兄弟仲良くジャンケン大会で盛り上がる様子、雪でそりすべりをして遊んでいる様子を見ていると、もっと別のものをと思ってしまう。でも、サンタを信じてもらうためにはあげたほうがいいか・・
 
とりあえず、地元のなんでもスーパーのようなところに、偵察に行く。かわいい長靴が、現品限りで安くなっている。(それでも、兄弟人数分買うと軽く1万超えるのだ) 今、ボロボロの長靴しかない。山陰は雨が多いから、絶対長靴の出番が多いはず。これ履いて雨でも雪でも元気に学校に行って外で遊んでほしい、と願いを込め、思い切って買った。
 
留守番してる子供達のもとへ、こそこそ家に帰る。家に入ると、近所の女の子の友達の靴があった。はっっ。”ゴムナガグツ”ではなく、かっこいい”ブーツ”が、そこにはあった。キラキラ光る黒のかっこいい布地のブーツだった。今時の子は、こんなものを履くのか!?確か、ここらの人は、買い物は、おとなりの出雲市や松江市(都会)に行くと聞く。対する私は、来年春に閉店予定の地元のスーパー。島根初心者、やっちゃったー・・。
 
動揺を隠しながら、おそるおそる長女らに聞く。「サンタさんは、おもちゃはくれないと思うよー。もしくれないんだったら、他に何が欲しい?」と。「○○ちゃんみたいな、ブーツ!!」・・・。(えー!ゴムナガグツでもいいでしょー!?」って言葉が喉まで出掛かった)母、あきらかに市場調査不足であった。
 
気を沈めるため、話を変える。「あ、ところで、お母さんはサンタさんを見たことがあるんだけどさ・・」「えー!見たことあるの!?」「大人はみんなあるから、絵に描けるんだよ。赤い帽子をかぶって、白いひげ生やしてさ。・・・あれ?もしかして、サンタさんって、お母さんだと思ってる??」とちょっとカマかけてみた。「うん。」(長男長女きっぱり)・・そうだったのか。学校で聞いてきてるのね。でも、私は必死でごまかす。
 
けれど、むしろサンタはお母さんって分かっていたほうがいいんじゃないかと思った。分かってても、充分サンタさんが楽しみなんだ。日頃ケチケチばばあで、何も買ってくれないお母さんが、クリスマスには内緒のものをくれる、それだけで嬉しものなんだ。だから、おもちゃじゃなくていい。サンタさんを本当に信じてたら、「なんでうちだけおもちゃをくれないの!」って子供は卑屈になってしまうかもしれない。でも、お母さんだったら納得、「おかあさーん、これじゃないんだよねー、相変わらず分かってないなー、まったくー」って思うだろうけど、きっとお母さんありがとうって思ってくれる。

そうだ。うちのサンタさんは、堂々とお母さんでいよう。

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