昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2014.06.04

仕事と畑と

少しずつだけれど、仕事に慣れてきた。経理の仕事は、パソコン仕事が多くて疲れるけれど、お産を控えたこんな半人前の妊婦を雇ってくれていることをありがたく思う。
 
毎日朝から夕方まで仕事をしているので、全然時間がないのだけど、一方ですぐにでも畑をやりたい気持ちが先走り、つい近所の畑を借りてしまった。遅ればせながら、トマトやピーマンなど夏野菜を植えた。恵まれていることは、近所に住む大家さんが、農薬を使わずに育てていて、私の畑も手伝ってくれるという。こんな山奥で、「化学肥料や消毒は良くない。」と堂々と言う地元の人がいることは、とても驚きだ。同じくらい山奥だった三義では、農薬を使わないのを異端視されていたのを思い出す。

豆腐を自分たちで作っていた頃はよかった。豆腐はうちにあるし、物々交換で野菜や卵、パンをいただくことができたし、配達に行けばお客さんがたくさん野菜をくれた。(お礼は豆腐) だから、食べ物をお金で買うことはほとんどなかった。交換できるものがあることが、どんなに素晴らしいことだったか。
 
今は、交換できるものがない。あるとすればお金のみだ。お金は有限であり、食べられるものではなく、本当はただの紙くずだ。でも、それしかないから、全ての食べ物をお金で買っている。しかし、食いしん坊6人家族分の胃袋を満たす買い物をすると・・お金がいくらあっても足りない。紙くず同然のお金に生活が支配されていく・・たとえようのない不安がつきまとう。
 
ほんの少しでも、自分で作るものを増やさなければ、使うお金を減らさなければ、とそんな思いが強い。借りた畑は、子供の砂場くらいの小さなところ。でも、私にとっては大きな第一歩だ。
 
毎日仕事場では、お金の数字とにらめっこ。でも、一方でお金から離れる暮らしを目指している。良い学びになると思う。

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