昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2019.12.24

最終週突入!

まめや今年最後の週に突入しております。おかげさまで、たくさんのご注文をいただき、大忙しです。

 

長男のつぶやき。

「最近、お母さん、ご飯作ってないよねー」

はい、ごめんなさい。長女がもっぱら作ってます。夜まで忙しくて夕飯の支度に帰れないものだから、、

 

昨日は、こんな置き手紙が。

 

これを見たら、嬉しくて頑張るしかないでしょう。無理にでも早く帰って夕飯を作りました。たまには、ちゃんと作らないとね。

 

というわけで、年末あと少し!

今週末は、幻の”がんも”も作ります!おでんの具も一緒に販売します。もちろんそのまま焼いて食べても香ばしくて美味しいですよ。ぜひお越し下さい。

 

年末年始休業期間:

12/29(日)~1/6(月)

 

2019.12.20

笑う田舎暮らしには福来たる、といいな②

小学4年生の彼は、”おから”が大好きだ。

 

最近は、「おはよー!」の後に「おから食べていい?」が決まり文句だ。「いいよー!」と言うと、工場のコンテナの中にあるおからを頬張る。夕方には、このおからは、馬や羊のえさになるのだけれど、彼は馬や羊と同じくらい幸せそうにおからを食べる。本当に、無邪気なのだ、彼は。

 

「一度に口に入れすぎると、むせるから気を付けてね」と言った時にはもう遅く、彼の口は、おからでフグのように膨らんでいる。「ゲホゲホゲホゲホ、、、」むせて咳き込んでいる彼に、「だから言ったでしょー!」と笑う。「電磁波よりも、おからのほうが咳き込んだりして」なんて冗談まで言ったりして。

 

 

 

そして、最後の決まり文句。

「マンガ本、早く2巻目出してね!」

わかった、わかった。キミを登場させるから、いっぱいネタ作ってね。電磁波や農薬を防ぐためにマスクにサングラスかけてチャリンコこぐ姿が、近所のばあちゃんに”仮面ライダーごっこしてる”と思われてたネタは、まず使うから。

 

 

彼は、いつも明朗快活。でも、洗剤などの化学物質を吸い込んで呼吸困難になることもしばしば。そう、体を張って、世の中の大人たちに警笛を鳴らしているんだ。大人たちが作ってきたものが、こんなにも子供の体を蝕んでいるんだということを。

 

 

でも、未来に悲観したくはない。彼がいつも笑顔なように。笑う田舎暮らしに、必ず、福は来るのだから。

 

2019.12.18

笑う田舎暮らしには福来たる、といいな。

近所に住む小学4年生の彼は、学校に通えない。電磁波や化学物質に弱いから、学校に行くと具合が悪くなるのだ。その代わり、毎日、自転車で近所の広場に行き、宿題をやったり、小さな子供の面倒を見たりして過ごしている。

 

 

その行き帰りに、まめやに寄ってくれる。工場の重い扉を開けて「おはよー!」と元気に挨拶してくれる。そして、日が沈む頃「また明日ねー!」と声をかけて家に帰っていく。毎日、子供らしい屈託のない笑顔を見せてくれる彼に、私は癒されている。

時には、まめやの店で一服。私の描いたマンガ本を手にとり、クスクス笑ってる。本当に、無邪気なのだ、彼は。

 

 

先週、マンガ本を増刷して「販売用」として並べておいた。それを目ざとく見つけた彼は、「これ、買えるの?!やったー!!」と言って、その日は帰っていった。

 

 

翌日、小さな手に、小さなガマぐちのお財布を握りしめ、「マンガ本下さい!」と、

なけなしの小遣い500円をお財布からチャリンと出してくれた。

 

 

彼は、電磁波過敏症とか化学物質過敏症とか一般的に言われるものを患っているけれど、それは全然特別なものじゃない。普通にその辺で遊んでる普通の子供が、なるものなのだ。そのことに気づかされた彼のまわりの大人たちが、なんとかしなければと彼のため、子供らの未来のため苦慮するが、5Gやスマート革命に象徴されるような世の中の大きな流れに抗うことはとても難しい。

 

 

新しいマンガ本を大事に抱え、チャリンコをこいで帰っていく後ろ姿を見送りながら、もしかしたら彼は、新しい印刷物の匂いやインクで、頭が痛くなるのかもしれないと思った。でも、彼はそれを承知の上で、私の新しいマンガ本を買ってくれたんだ。そう思うと、胸が熱くなるとともに、ぎゅっと痛むのである。

 

 

2019.12.10

中村哲医師とともに

中村哲医師が亡くなって、悲しみにうちひしがれている私に、友人がこう言った。

 

「中村さんは、きっと無念じゃなかったんじゃないかな。こういうことも含めて全て分かってて、仕方ないって思ってると思う。」そうかもしれないなぁと思った。

 

火を焚いて、手を合わせた。私の祈りが、煙とともに天にのぼり、中村哲医師に届くといいなと思った。

 

『裏切られても、裏切り返さない誠実さこそが、人の心に触れる』

 

彼のこの言葉が、私の心に触れる。

 

よし、前を向いて生きよう。中村哲医師の遺志とともに。

2019.12.05

中村哲 医師

中村哲医師が、アフガニスタンで襲撃されて亡くなられました。ショックでなりません。

 

去年、友人の紹介で、中村哲医師の本を読みました。

『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』中村哲著

『ドクター・サーブ中村哲の15年』丸山直樹著

 

この2冊に、私は深く感銘を覚え、最も尊敬する人物として、私の日々の行動の指針になっています。「中村哲なら、こんな時どうするか」私は、頭の中でいつもこう問いかけてきました。

 

贅沢三昧な外国の支援団体とは一線を画し、清貧を貫く日本人医師です。彼は終始一貫して、”見せかけの善意”を嫌ってきました。

 

手術中に、患者が危篤に陥って、輸血が必要になった時、中村哲医師が、自分の腕から直接輸血をして、患者を助けたこともあるそうです。

 

また、彼は医師でありながら、農業の支援をしていきます。栄養失調のため簡単な風邪をこじらせて死んでいく人々を目の当たりにし、病気を治す以前に、大地にきちんと作物がなるようにしなければいけないと、荒れ果てた死の大地に水路を築き、緑の地に甦らせます。アフガン人が生きるために本当に必要なのは、薬でもない、武器でもない、”健康な大地と水”なのだ、と説きます。

 

中村哲医師は、医師としてではなく、常に”ひととして”どうあるべきかを考えて、アフガンに寄り添ってきたといいます。だから、彼によって心も救われてきた人達が多くいるのです。これからも、彼が救えるはずだった人達のことを思うと、無念でなりません。

 

心から追悼の意を表します。中村哲医師なきあと、どうかアフガンの支援が後退しませんように、祈っています。

2019.12.03

嬉しいお客さん

ここ最近で最も嬉しかったこと。

 

「油揚げ、1枚ちょーだーい。」と近所の友人が、朝、立ち寄ってくれたこと。

いつも5枚とか10枚とかまとめて買ってくれる友人だけど、今日は1枚。あ、自分用だなってすぐ分かった。

 

「今、急に食べたくなったんだ。家に帰りながら食べる」

まるでドライブスルーかのように、ふらりと立ち寄って、テイクアウト。その気軽さが嬉しくて、彼の日常にまめやがあることが嬉しくて、「今日一日分の喜びをもらったよ!」と叫んでしまった。

おまけの油揚げと一緒に、新聞紙に包んで。

いいなぁ、こういう商売。