昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2019.02.16

かあちゃん

まめやは寒中休み中です。

12日(火)〜20日(水)まで

 

中2の長女、学校から帰ってくるなり、

「あれ?!なんでお母さんいるの!?

あーそうか、お母さん無職だもんね!大丈夫なの?」

 

・・・お母さんは決して無職ではありません。

ついでに、何が大丈夫なの?かというと、暇すぎてすることがないんじゃないか?という心配だそうです。笑

 

・・・お母さんは決して暇ではありません。

まめやの仕事以外に、することは山ほどあるのですぞ。

 

と言いたいところですが、この娘の言葉に、子供達の”お母さん像”が詰まっているようで、なんだかおかしくてたまりません。

IMG_4491

重松清の『かあちゃん』を読み終えました。

 

「世界中のすべてのひと。あらゆる時代のあらゆるひと。

例外などない。生まれてきた瞬間に、いちばんそばにいてくれるひとは、どんな人間の場合にも、母親なのだ。

思い出すことすらできない人生の一番最初の記憶に母親がいる。

その深い深い記憶を忘れずにいるかぎり、ひとは、どんなに寂しい毎日を送っていても、決してひとりぼっちではないのかもしれない。」

 

重松清の文章です。かあちゃんっていいなぁって思います。

 

IMG_4487

昨日の夕飯のおかず。漬けてあったたくあんを、ごま油で炒めて酢と鰹節で味付けし直したもの。ご飯がすすんで子供たちに大人気でした。

 

こういう地味なおかずを作るのも、かあちゃんだなぁと。料理上手な夫も作りません。きっと腕の立つシェフも作りません。でも、滋味深くて、ご飯が本当に美味しく食べられるおかずです。きっと、三義のおばあちゃん達は、皆つくります。

 

冬の初めからすっと食べてきたたくあんに、そろそろ飽きてきたなぁと、だからアレンジして生まれる、知恵の詰まったおかずです。野沢菜の古漬け炒めも、同じような知恵ですね。

 

こういう暮らしの知恵から生まれる料理をするのは、やっぱり、かあちゃんです。それが、かあちゃんの仕事です。

 

2019.02.14

寒中休みをいただきます

またもやお知らせが、遅くなりましたが、

只今、寒中休みをいただいています。

12日(火)〜20日(水)まで

 

店主が、自己研鑽のため、西日本の旅にでています。

私も一緒に行くかどうか何日も悩みましたが、残ることに決めました。今、私のやるべきことは、足元にある。個々に自分を見つめる時間になりそうです。

2019.02.07

星になる

毎日、夜空を見上げています。

今日も月は見えず、星ばかりが瞬いています。

伊那の大好きな友人、シンガーソングライターのえびはらよしえさんが、星になったことを知りました。今年も健やかに笑顔でと願った、立春の日だったそうです。

 

声に出すと決壊したダムのように涙が溢れでてきてしまうので、相変わらず私事ばかりですが、ここに書かせていただきます。心を鎮めるために。

 

 

愛に満ちた人柄で誰にでも慕われていたよしえさんです。全国にたくさんのファンがいて、ライブが終わった後は、よしえさんと話がしたくて何人も待っている人がいました。よしえさんが、まだソロで弾き語りをしていた14年も前からそうでした。私も大好きなよしえさんと話がしたくて、よく待ったものです。ただの一ファン、ただの一友人にすぎない私に、よしえさんは、「はるなちゃーん、来てくれてありがとー!」といつも抱き締めてくれました。

 

まめやを始める時、買い支えてくれました。

私が体調不良でライブに行けなかった時、家に来て歌ってくれました。

まめや休業中も、島根に歌いに来てくれました。

そんな温かい人柄が滲み出るような、よしえさんの優しくて力強くて甘い歌声を聴くと、なぜだかいつもボロボロと涙が止まりませんでした。

 

体を切ったり取ったりすることをせず、ありのままの自分を受け入れることを選んだよしえさん。よしえさんらしいなぁと思います。57歳で生涯を閉じるという、今の時代では短命すぎるほどの一生でしたが、絶対に、確信できることは、よしえさんは、笑顔で亡くなったと思います。目尻に皺を寄せた、いつもの、あの透き通るような美しい笑顔で。そして、「生きてよかった!」って心の中で言ったと思います。

 

よしえさんのような、かっこいい生き方がしたい。

いや、かっこいい、なんてできないかもしれない。

でも、ずっとよしえさんのことを憧れて生きていきたい。

 

だから、今日も夜空を見上げます。

 

 

よしえさんの歌

『夜』

誰のため こんなにも

たくさんの輝く星が

この空に  散りばめられたのか

2019.02.06

立春大吉豆腐、販売終了しました

2/4  立春大吉豆腐の販売が終わりました。

お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。

その時の様子が、長野日報に掲載されています。

IMG_4459

この記事によると、販売開始1時間で豆腐が完売だと、、

でも、その時間、私はいませんでした。

なんと、忘れ物を取りに家に帰っていました。

だから、私は様子が全く分かりません。(T . T)

 

毎年何かしらのハプニングがあるので、今年こそは用意周到に!と入念に準備をして、販売開始の5分前までは、本当に順調だったのです。ところが、その5分前に、忘れ物に気づいたのです。豆腐と一緒にお客様がご予約くださった”カレースパイス”(まめやの取扱商品)を忘れてきてしまったのです。私の顔から血の気が引いたのは言うまでもありません。

 

長い列を作って今か今かと販売開始を待ち、ジリジリとプレッシャーをおかけになるお客様たちを横目に、「あとは任せた!」とポンと夫の肩を叩き、私は猛ダッシュで家に帰りました。限界速度で片道20分!

 

で、まめやに舞い戻り、前走者からもらうタスキのように、”カレースパイス”をむしり取り、また同じ道を引き返し、「ただいまぁぁ!!」(息切れ、してるのは車)

 

・・しかし、そこには、嵐が吹き荒れた後のような静けさがすでに漂っていたのであります。長蛇の列は幻のごとく消え去り、豆腐はすっからかん、揚げ物類もほとんどなくなっておりました。あーあ、やっちまったー。「大変だったんだよ。」と苦笑する夫と娘二人。はい。ゴメンナサイ。今年もヘマしちゃいました。

(豆腐とカレースパイスをご予約下さったお客様は、やはり既にお見えになり、少しお待ちいただいてしまいました。優しくにこやかな笑顔に救われました。。)

 

毎年隣りで一緒に販売してる、昵懇の仲の駒ヶ根のパン屋さん「土ころ」さんも、「またやったねー。もう全然驚かないけど。むしろ、何もないほうが驚くよ。」なんて言われる始末。とほほ。

 

って、こんなことは書くつもりなかったんです。ネタが増えてしまったために、余談が長くなってしまいました。笑

 

IMG_4463

青豆ざる豆腐。クリーミーでこくがあり、最高の出来でした。

そう、こういうことが書きたかったんです。笑

IMG_4464

たくさんできたので、急遽、立春大吉「こざる豆腐」も。懐かしいこざるシールです。

IMG_4462

娘二人も、学校を休んで、朝早くから手伝ってくれました。

一体いつの時代か?という感じですが、この日ばかりは、子供の手なしには成り立ちません。長男は、朝と夕のご飯作り。次男は、三男を起こして保育園の準備。それぞれに役割があります。よくやってくれました。

 

というわけで、ヘマと大成功で、いっぱい笑いました。立春ですもんね。笑って春を迎えましょう!豆腐を召し上がった皆様が、今年も健やかに笑って一年過ごせますように。

2019.02.02

立春大吉豆腐、予約締め切りました

おかげさまで立春大吉豆腐は、

ご予約がいっぱいになりましたので、

締め切らせていただきます。

 

当日は、油揚げ、厚揚げ、豆乳なども、たくさん作って販売します。

なんと!またもや幻となってしまった「がんも」を、販売予定!恐らく、この日を逃すとまた幻となってしまう可能性大。。作るの、とてつもなく大変なんです。ゴメンナサイ。どうぞ、がんも目当てにお越しくださいね。(下の写真右が、幻がんも。)

IMG_3527

これから、2/11(月)のだるま市出店まで、ノンストップで稼動です。

今朝も、臨時で豆腐製造。明日も、臨時で揚げ物製造。

ガンバルゾ!

 

IMG_4447

と思ったら、雪がどっさり降って、子供らが楽しそうにかまくら作り。いいなー。

仕事の合間にちょっと家に帰って、

 

IMG_4454

 

かまくらの中で、お昼ごはん。笑

サイコー!

よし、仕事に戻ろ。

 

2019.02.01

薪の火と読書

木曜日は、夫より早く起きて工場に向かう。

午前3時すぎ。

シュッとマッチをすって点火。

 

パチパチと薪のはぜる音が、しんと静まり返った工場の中で反響する。寝ぼけまなこが、だんだんと冴えていく。夫が来て薪の音以外の音が立ち始める前の、静寂の約1時間。

IMG_4440

薪をくべながら、本を読む。この時間が好き。

 

相変わらず、重松清。都会の話だったり、中学生の思春期の話だったり、私とは状況が違うんだけど、なぜか共感してしまう。重松清の易しくて優しい文章が好き。比喩がいつも面白くて、想像力が掻き立てられる。

IMG_4438

本を読む。薪をくべる。

非日常にぶっ飛ぶ。日常に戻る。

人ってなんだろって考える。自分の暮らしを考える。

この行き来が、とてもいい。