昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2014.06.28

季節の手仕事


とっても過しやすくて子供たちも気に入っている我が家。週末になると、当番を決めて掃除をしてくれます。写真撮ってあげるーと言ったら、急に飛び入り参加した人も約1名いますが。
 
私たちの勤めているところは、馬とともに過ごすオルタナティブな学校。私は事務仕事で事務所にこもっていることが多いので、まだきちんと現場の様子をお伝えすることができませんが、手仕事を大事にすることも特徴の一つです。この間は、学生3人とスタッフで味噌作りをしました。島根では、味噌は3月までに仕込むようですが、確か長野ではまだ大丈夫だったよな、ということで、皆でやるはじめての手仕事でした。まめやの在庫の豆を使って・・。
 
それから、梅干つくり。梅干嫌いな学生が2人、かなりしぶしぶですが、一応皆でやりました。ついでに我が家でも。我が家の子供達も梅干は体調が悪いときにしか食べないし、私も実はあまり好きではないので、2年おきに作っている梅干はまだまだたくさんありますが、ただ作りたいという手仕事好きな性分の母親にくっついて、皆で仕込みます。

いつも食卓にのぼるけれどほとんど食べられないかわいそうな梅干の在庫(写真左)を出してくると・・「食べたい!!」と子供たち。普段食べないくせに、こうやってぎっしり詰まっていると美味しく見えるのでしょう。3個も4個も食べまくり。すっぺぇ!!!

梅ジュースも。これで産後の子供たちのおやつはOK。梅ジュース

2014.06.20

雇われまめや母

新しい会社に雇われ、そこでの新しい文化。今まで自分がいたことのない価値観の中で、上司にボロクソ叱られている私。かなりめげます。涙がぽろぽろ止まらなくなったり、元気が出なくなってしまうのは、感傷的になりやすい妊婦だからだろうか。
 
でも、逆に、忘れっぽいのも妊婦。奈落の底のようなところに突き落とされたような気がしても、少し時間が経つと、あれ、なんであんなに落ち込んでたんだっけ?なんて思ってしまう。言われたことがちっとも気にならなくなる。これは、妊婦の良い特性だなー、なんて。(改善されてないからまた怒られるんだけど)
 
お産まで、あと1ヶ月ちょっと。人間社会の細かなことにこだわらず、大地に根ざした動物になりなさい、ということなのかもしれない。

2014.06.16

地区運動会

小学校の運動会の次は、地元地区の運動会。この地区は、過疎化が進む村なのに、もう40年も運動会が続いているらしい。どこかで聞いたような気が・・そう、高遠の三義もそうだった。運動会が続いていることが地域の誇りだった。私達は、長野でも島根でも活気のある村とご縁ができて、本当に恵まれている。
 
今年は、記念すべき40周年。いつもより盛大に運動会が行われた。その一つとして、地元伝統芸能である神楽が披露された。

ここ、出雲は、神話の地だ。神々の伝説がいくつも残り、地元の人達がとても大事にしている。私も子供も少しずつ知るようになってきた。写真は、須佐之男の命(すさのおのみこと)という神が、やまとのおろちという大蛇を退治する話の一場面。地元の人はもう何度も見ているという。写真は大人がやっているが、神楽を後世に残すため、最近は子供が神楽をやるようになってきているらしい。なんでもスピードが速い現代で、この単調とも言えるスローな舞という演劇が、現代人を惹きつけるものはなんだろう・・と考えさせられる。
 

話は変わるが、お酒を飲まされ、気がついたら、死んだように寝ている夫。日頃の疲れがこういうときに出る。休みになると疲れが出て元気がないなぁ・・。これもどこかで見た光景。そう、高遠でも同じだった。一向に改善されない私たちの暮らし。胸が痛い。

2014.06.14

魚をさばく

せっかく島根に来たんだから、魚を食べよう!と思う。今日は、いつものスーパーに行ったら、魚の市場が出ていた。海なし県の長野県から来た私は、大興奮である。聞きなれない魚はまだちょっと自信がないので、とりあえず馴染みの魚アジとサバ、ちょっと背伸びしてイサキというやつを買ってみる。
 
本を見ながら出刃包丁を持って頑張って刺身にしてみた。あ~あ~ボコボコ・・。身がどんどんなくなってく。魚さばきもちゃんと花嫁修業しておけばよかった。海なし県にお嫁に行って、ほとんど鮮魚というやつを食べたことがなかったので、今まで安穏と暮らしていた。とはいえ、スーパーの魚屋さんに、「これどうやってさばくんですか?」と聞く度胸もない。かと思えば「さばいてください」と言うのも、私のプライドが許さない、という性の悪い私なのである。
 
まぁ、何はともあれ、丸ごと一匹が一応肉だけになってよかった。(だいぶ減ったけど)アジはカルパッチョ風のサラダに、サバはわさび醤油でいただいた。
 
うーん、やっぱり、魚というものは旨い。

さば

2014.06.10

島根の我が家

梅雨に入りました。今年は今までずっと雨が少なくて、山陰なのにずっとカラッと晴れていた。長野とそれほど変わらない。いや、むしろ、今の家の方が日当りが良くて湿度が低いので過ごしやすい。今まで住んでいた長野の古民家がいかに湿気っぽかったか・・。場所の問題ではなく家の問題だった!ということがよーく分かった。
 
今の家は、決して現代的ではないけれど、手入れがされてきた家なので、きれいで住み心地がいい。寝ているふとんがカビて土(畳)に還っていくようなこともないし、天井から猫が降ってくることもないし、壁から土や砂がぼろぼろ落ちてくることもないし、床が抜けてズブッと畳の間に足がはまることもないし、トイレにハエがブンブンたむろすることもない。しかも、子供部屋は2階なので、1階の公共スペースは汚くならない。(その分、2階は、ブタ小屋と呼んでいる。)
 
だから、こんなズボラな私でも、きれいに保つことができるのだ!念願の、”お客さんが呼べる家”なのである!!・・だれかお客さん来ないかなぁ〜〜〜。お近くにお越しの際は、ぜひ我が家に足をお運びくださいね。
 
ちなみに、今日は幼稚園の家庭訪問。しっしっし。先生を招いても大丈夫。長野では、家に先生を呼ぶなんて絶対断固拒否、ぜひお店のほうにどうぞ、だったけど、こちらでは、笑顔でどうぞ〜ができる。本当にありがたいことである。

2014.06.04

仕事と畑と

少しずつだけれど、仕事に慣れてきた。経理の仕事は、パソコン仕事が多くて疲れるけれど、お産を控えたこんな半人前の妊婦を雇ってくれていることをありがたく思う。
 
毎日朝から夕方まで仕事をしているので、全然時間がないのだけど、一方ですぐにでも畑をやりたい気持ちが先走り、つい近所の畑を借りてしまった。遅ればせながら、トマトやピーマンなど夏野菜を植えた。恵まれていることは、近所に住む大家さんが、農薬を使わずに育てていて、私の畑も手伝ってくれるという。こんな山奥で、「化学肥料や消毒は良くない。」と堂々と言う地元の人がいることは、とても驚きだ。同じくらい山奥だった三義では、農薬を使わないのを異端視されていたのを思い出す。

豆腐を自分たちで作っていた頃はよかった。豆腐はうちにあるし、物々交換で野菜や卵、パンをいただくことができたし、配達に行けばお客さんがたくさん野菜をくれた。(お礼は豆腐) だから、食べ物をお金で買うことはほとんどなかった。交換できるものがあることが、どんなに素晴らしいことだったか。
 
今は、交換できるものがない。あるとすればお金のみだ。お金は有限であり、食べられるものではなく、本当はただの紙くずだ。でも、それしかないから、全ての食べ物をお金で買っている。しかし、食いしん坊6人家族分の胃袋を満たす買い物をすると・・お金がいくらあっても足りない。紙くず同然のお金に生活が支配されていく・・たとえようのない不安がつきまとう。
 
ほんの少しでも、自分で作るものを増やさなければ、使うお金を減らさなければ、とそんな思いが強い。借りた畑は、子供の砂場くらいの小さなところ。でも、私にとっては大きな第一歩だ。
 
毎日仕事場では、お金の数字とにらめっこ。でも、一方でお金から離れる暮らしを目指している。良い学びになると思う。