昔ながらのかまど炊きと手絞りで大事に豆腐をつくっています。

2014.04.26

伊那

いよいよ引越しの準備が追い込みに入ってきました。家具がなくなり、障子がなくなり、ガスコンロもなくなり、水も風呂場のみとなり、だんだんと淋しい生活になってきました。でも、毎日のように、手伝いにきてくれたり、差し入れを持ってきてくれたりする友人たちに、気持ちが明るくなります。ありがとうありがとう。

台所まわりが乏しくなった今日の夕飯は、近所の友人が持ってきてくれた鹿カツ。「揚げればすぐ食べられるから!」とパン粉がついた生の状態で持ってきてくれた。ペロリとたいらげる6人家族の胃袋をちゃんと考慮してか、生の鹿カツが、何枚も何枚もお皿に折り重なっていた。(写真は全然わかんないけど。)

美味しくて嬉しくて胸がいっぱいになった。果たして、私たちは、友達が引っ越すと聞いたときにここまでのことができるだろうか。いや、今まで全くしたことがない。恥ずかしい限りだ。これからは、友のような心をもった人間になりたい。友の心と伊那の味、鹿肉、きっと忘れまい。

数日前は、シンガーソングライターのYoshieさんが私たちに会いに来てくれた。私たちの大好きなYoshieさんの歌。だけど、最近はめっきり聴く機会もなくなっていた。豆腐屋で忙しくてライブに行けるわけがなかったのだ。そのYoshieさんが自宅に来てくれた。そして、目の前で歌ってくれたのだ!我が家でのミニミニミニミニライブ。(写真がボケボケごめんなさい。)

おとといは、10年目の結婚記念日。辰野の「こめはなや」さんへ。ずっと行きたかった念願のお店。ここでも温かいおもてなし。10年目の結婚記念日で来ましたなんて言ったら、ユキコさんが、急いでケーキを作って出してくれた。サプライズ!!
思えば、こめはなやさんは、まめやとほとんど同時期にお店を始めた。続けられるだけでもう凄い。続けることの大変さを感じないほど、笑顔が輝いていた。

温かい人達が包み込む伊那。いつか伊那に恩返しができますように、島根で力をつけて帰ってきます。ありがとう。

2014.04.23

引越しまで

引越しまであと5日。毎日家の片付けをしています。今まで忙しさを口実に、見て見ぬふりをして掃除をしないできた箇所ばかりで、この8年余りのツケが今きています。でも、そういうイイカゲンな暮らしをリセットするのに、本当に良い機会です。


チャボも、近所の友人宅に引越ししました。ちょうど10日ほど前から、卵を温め始めてしまって、4羽だけのつもりが、孵化予定の卵6個つき。



いつも、夜中の3時頃から鳴き始めます。もうチャボはいなくなってしまったのに、夜中目が覚めると無意識にチャボの鳴き声を探してしまいます。「まだチャボが鳴かないなぁ。3時前なんだなぁ」とついいつものように思ってしまいます。トイレに立って、庭を見てみて、「は!チャボいなかった!」と気づきます。鶏は時を告げるものだなぁと、淋しく感傷的になりました。

春です。旅立ちの季節です。

2014.04.19

数年の休業に入ります

まめやは、2月から休業しています。このブログ上で支えてくださっている方には、いつまでお休みするんだろう??と心配されている方もいらっしゃると思います。

この休業の間、夫婦でたくさん悩み、進路を考えてきましたが、やはりこのまま数年の間、まめやを休業させていただくことにいたしました。数年くらい、としか言えませんが、いつか必ずまた今の工場で豆腐を作りたいと思っています。これまでとは違ったやり方で、です。

これまでのやり方では、長く続けていかれません。工場を新しくし、商品を増やし、お客様も増え、うなぎ登りに大きくなっていきましたが、手間のかかる仕事ということは変わらず、わが身をすり減らす一方でした。忙しさで心もなくし、家族の絆も壊れかけました。何度も軌道修正をしてきましたが、なかなか思い描く豆腐屋にはなれず、ついに限界にきてしまいました。第5子の妊娠も大きな転機になりました。私が動けなくなれば、今の体制ではまわっていきません。このため、お腹の子が大きくなって落ち着くまでしばらく豆腐屋を休業し、心身ともに回復させ、また新たな出発をしたいと思います。

休業の間は、全く別の仕事をします。たまたま島根県での仕事を紹介してもらったため、家族みなで、島根県に引っ越すことになりました。こんな勇気のいることは、今しかできません。新天地で、新しい視点で、新しい経験をしようと思っています。いつか豆腐屋を再開するときの糧になると信じています。

4月末から島根に行きますが、このブログは、継続するつもりでいます。ホームページは、トップページとブログのみになります。(他はクリックしても開けません)

まめや家族の島根での新展開、ぜひ応援してくだされば幸いです。

2014.04.06

この1ヶ月



朝起きて、何度も目をこすってしまった。なんと雪!!外気温1度!!それでも、へこたれず、長男長女は、自転車で朝の近所の手伝いに出かけていきました。私は、ふとんの中でぬくぬく・・。

明日、出稼ぎで遠方へ出ていた夫が帰ってきます。この一ヶ月、妊娠5ヶ月単身で、家を子供4人と切り盛りするということは、予想以上に大変なことでした。どれだけ疲れてふとんに倒れ込んだことでしょう。どれだけ鬼ババになって子供に牙をむいたでしょう。子供達は「母ちゃんより、父ちゃんのほうがいい!」なんて言い出しかねません。母ちゃんって不利だなぁ父ちゃんっていいなぁ・・とブツブツ。でも、自分と子供の関係、夫との関係を見つめ直す良い機会になったともいえます。子供は親の鏡であり、自分自身の欠点をよく映し出してくれます。夫は、やっぱりかけがえのない存在。自分の分身のような気がします。だから欠けると、なんだか不安で落ち着かない。片手が抜け落ちてしまったような。だから、両手がありさえすれば、他に何ものぞまない、そんな気持ちにさせられた単身一ヶ月でした。


春休み、ぞうきんをチクチク長男長女。まねして、入学前の次女もチクチク。ほぼ無職状態の親を見て、ぞうきんを売ってお金を稼ぐなんて言っていました。